バラエティ番組に引っ張りだこの長嶋一茂(ながしま かずしげ)さん。
父親はレジェンドとも言われる長嶋茂雄(ながしま しげお)さんです。
仲が良かった2人ですが、いつの間にか絶縁関係になっているというから驚きです。
今回は長嶋一茂さんと父・長嶋茂雄さんの現在の様子や絶縁理由について調べてみました。
長嶋一茂は父親の長嶋茂雄や妹弟(家族)と10年以上絶縁してるって本当?
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バラエティ番組で人気の長嶋一茂さん。
天神乱漫な様子でお茶の間を明るくしてくれますよね。
独自のスタイルを崩さず、どこかしら父親の長嶋茂雄さんを思い出させる姿が印象的です。
また、父・長嶋茂雄さんと同じく野球の道へと進んだこともあり、父の背中を見て育った息子で、仲が良い印象を受けている人も多いのではないでしょうか?
そんな2人ですが、実際にはいつの間にか関係が悪化し、
現在は絶縁状態にある
というから驚きですね。
一部の報道では、長嶋一茂さんは父親の長嶋茂雄さんとは「10年以上会っていない」とも言われています。
また、
<生きているうちに父と会うことは、もう二度とないだろう>
とも語られており、父親がまだ存命で、会えるチャンスがあったとしても、実際には会えない状態にあるということなのでしょうか?
「2度と会うことはない」そんな風に語らないといけない事情があるのは、とても悲しいですね。
一茂は「ゲーテ」で、「…。ハワイに行けないから…書いてみた。」という連載エッセイを持っている。
その第9回で「父との思い出」と題し、以下のように綴っていた。<父とは、もう13年会っていない。
https://bunshun.jp/articles/-/50577
「お父様はお元気ですか?」と聞かれることも多いが、ずっと「父は変わらず元気です」という返事を繰り返してきた。会っていないというと話が長くなりそうで、面倒臭くなりそうで…嘘をついてきた>
周囲から父親の状態を尋ねられても、「元気です」と嘘をついていたようですね。
実際には、会っていないので、父親の長嶋茂雄さんが元気なのか、どのように過ごしているのか知らなかったんですね。
日刊ゲンダイ
ですが、過去には、長嶋一茂さんも父親の長嶋茂雄さんと何度も連絡を取ろうと努力したようです。
・実家に電話をしたり手紙を出す
・孫(長嶋一茂の娘)からも写真付のハガキを送る
など、関係修復のための努力はしたようですが、一度として返事が返ってくることはなかったようです。
虚しく月日だけが流れ、
いつの間にか会いに行くことすら考えられなくなってしまった
ということで、どうしても想いが届かない環境にあることが分かります。
「生きているうちに会うことがない」という言葉は、会いたくない訳ではなく、「会いたくても会えない」ということなんですね。
ですが、長嶋一茂さんは父のことを嫌いになったわけではないようです。
・父は野球の星から来た特別な存在
・もしまた妹弟に会えるとしたら、父が野球星に帰った時だろうか
・僕もいずれ同じ星に帰って、父とまたキャッチボールするのが夢だ
・日本中の長嶋茂雄のファンの中で、僕こそが一番の茂雄ファンだ
と語ったことも。
本当は父親である長嶋一茂さんとまた一緒にキャッチボールがしたいと感じており、特別な存在であることは今も変わっていないようです。
長嶋一茂と父・長嶋茂雄&妹弟(兄弟)の絶縁理由なぜ?商標登録争いか
日刊ゲンダイ
かつては仲良し親子として知られていた長嶋茂雄さんと息子の長嶋一茂さん。
2人の間に一体何があったのでしょうか?
長嶋一茂さんは父親の長嶋茂雄さんだけでなく、兄弟とも音信不通のようです。
長嶋一茂さんと兄弟、そして長嶋茂雄さんの仲が悪くなった理由としては、
「長嶋茂雄商標登録問題」
が関係しているといいます。
家族間の商標登録問題があったということですね。
長嶋茂雄さんの子供は4人で、
・長男:一茂 (タレント)
・長女:有紀 (一般人)
・次女:三奈 (元キャスター)
・次男:正興 (一般人)
がいます。
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次女の三奈さんは元スポーツキャスター兼実業家として活躍しており、
三女の三奈さんと長嶋一茂さんが、父親の「商標登録問題」で争った
ことをきっかけに関係が悪化したと言われています。
大きな引き金となったのが’09年、田園調布の自宅に保管されていたミスターや亜希子夫人の愛用品などを、一茂氏が独断で売却した一件。
その直後に発覚したのが「長嶋茂雄商標登録問題」だ。それまで「オフィスエヌ」(現代表・三奈さん)が所有していた商標権を「ナガシマ企画」(現代表・一茂氏)に譲渡するというものだったが、これにオフィスエヌが猛抗議。
https://smart-flash.jp/sports/2406/1
互いが弁護士を立てて協議した結果、商標権はオフィスエヌに戻された。
「株式会社オフィスエヌ」は長嶋茂雄さんの妻(一茂さんの母親)が管理していましたが、亡くなった後は、三奈さんが後を継いでいます。
長嶋一茂さんも野球界を引退後に会社「ナガシマ企画」を立ち上げています。
2008年に「株式会社オフィスエヌ」が取得していた長嶋茂雄の商標登録期限が切れた後、「ナガシマ企画」が長嶋茂雄の商標登録を出願。
これに対して、「株式会社オフィスエヌ」の三奈さんが猛抗議したということですね。
長嶋一茂さんには、父親の長嶋茂雄さんが倒れた時も、芸能界にいることもあり、矢面に立つ必要がありました。
ナガシマ企画も週刊文春に対して、
「今までは父の名誉を守るために、ナガシマ企画が父の肖像権等に関する権利を管理し業務を遂行して参りました。
今後についても近々オフィスエヌまたは父ともよく話し合っていきたいと思います」
と、コメントするなど、利益のために商標登録したわけではないと話しています。
一部では、
『父親を守るのは自分』という強すぎる感情が、兄妹の関係をこじらせている
との声も上がっていたようです。
父親を愛するが故の関係悪化であったのならば、とても残念ですね。
現在は、
三奈さんの経営する会社『株式会社オフィスエヌ』が、父・長嶋茂雄さんの「長嶋茂雄肖像権」を所有
しており、長嶋茂雄さんのスケジュール管理をしています。
長嶋一茂と長嶋茂雄&兄弟が不仲になったのいつ?母の死と伯母の存在が関係か
Smart FLASH
2人が不仲になったのは、2009年頃からのようです。
母親の長嶋亜希子さんの死後1年〜2年後くらいからだと考えられますね。
商標登録問題意外にも、三奈さんは、兄・一茂さんが行ったことに対して許せない気持ちが強かったようです。
その内容としては、2004年に長嶋一茂さんが
・長嶋茂雄さんゆかりの数々のグッズを、コレクターに約2,000万円で売却していたこと
・母親のパスポートや服、妹弟たちの物品も含まれていたこと
・無断で家族の思い出の品を他人に売却されたこと
があります。
家族の大切な思い出が、相談もなく無くなっていったことが許せなかったのかもしれませんね。
兄妹の確執は簡単に消えなかったようで、年々関係は悪化していったようですね。
「どちらかというと、三奈さんのほうが、いまだに“一茂氏を許さない”と思っているようです。
その証拠に三奈さんは、一茂氏のことを“あの人”と呼んでいるとか。
お兄ちゃんとか、名前で呼ぶことはない。
三奈さんは以前から、ミスターに“あの人は何度言ってもわからないんだから、もっと強く言わなくちゃダメ”と進言していた。
以前は仲のいい兄妹だったんですが、一茂氏が夫人と結婚後、兄妹の仲がこじれていったようです」
https://smart-flash.jp/sports/2406/1
また、一部では兄妹の関係がこじれていったのは、一茂さんが結婚した後からだとも言われています。
自身の家族を持つことで、価値観が少しずつ変化していったことも、疎遠になっていった1つの理由なのかもしれません。
そんな2人の関係の悪化が露呈したのは、三奈さんが長嶋茂雄さんと共にテレビ共演したときのことでした。
シネマトゥデイ
2015年の正月番組では、「独占! 長嶋茂雄の真実~父と娘の40年物語~」が放送され、2人は仲睦まじい姿を披露。
2時間半の家族のエピソード番組だったにも関わらず、
長嶋一茂さんの姿はおろか、名前すら一度も出なかった
ことで、まるで「存在を消されている」ような扱いに、違和感を覚えた人も多かったようです。
このことからも、家族と長嶋一茂さんの不仲説が決定的なものとして世間に印象付けました。
また、長嶋一茂さんは、家族が関係が悪化した理由に伯母の存在も上げているようです。
叔母は母が亡くなってから態度が豹変した
と語ったこともあったようです。
叔母が態度を豹変させたのは、長嶋一茂さんの母親・亜希子さんが亡くなり、父親の長嶋茂雄さんの世話を叔母がするようになり、
長嶋茂雄さんの世話をしている叔母が、圧倒的な影響力を持ち始めた
長嶋茂雄さんが脳梗塞で倒れてからは、姉・亜希子さんに代わって叔母が面倒をみていたんだとか。
家族問題に家族以外の者が入ってきた
ことで、より関係修復が難しくなったということですね。
兄弟(妹弟)たちと叔母は、三奈さん側についているということで、長嶋一茂さんは家族の中で孤立しているようです。
もとから特殊な家庭だったこともあり、兄弟と会う機会も少なかったこともあり、疎遠になるのは早かったようですね。
長嶋一茂さんは、長嶋茂雄さんの遺産相続は放棄しているため、今後新たな確執が生まれるようなことはないと考えられます。
ですが、関係を修復することもまた難しそうです。
いつの日か和解し、家族がまた絆を取り戻せる日がくるといいですね。